昔は、動画を撮影したり再生したりすることは、金がかかるし手間も大変でした。私が1976年の8月6日に廣島に行ったときに8ミリ撮影機で3分間ばかり廣島港や平和式典の様子を撮影したのですが、あらかじめここで10秒、ここで7秒・・・なんてことを紙に書いておいて、編集を先に計画・予定しておいて、本番の3分間の動画を撮ったのです。1980年になるとビデオ撮影がパナソニックのマクロードというブランドでVHS規格でセパレート形式(ビデオカメラとテープデッキが別)で可能になりました。でも、大変重かったので自分はもう少し軽い?日立製のマスタックスムービーを購入しました。それでもおそらくデッキ部だけで3KG程度はあったのではないでしょうか。その上ビデオテープも値段が1本3000円以上しましたから、おいそれと買えませんでした。発売当初は1本7500円でした。全部でカメラ部とデッキ部で合計35万円程度しましたから2ヶ月分の給料に相当しました。こんなぜいたく品を購入する人は、同じ職場の同僚では誰もいませんでした。
その後、1987年ごろには、カメラとビデオデッキ部分が一体化して随分軽くなりました。これも?日立製のマスタックスムービーで値段は19万円ぐらいでした。
2000年ぐらいになると、8ミリムービーが流行して?SONY製で値段は6万円ぐらいに低価格化しました。2009年ごろには、HDDやDVDに記録する形式になりました。これは容量?8GB程度で5万円でした。現在は、もうそれ以上は動画カメラを買っていませんが、随分機能が充実して高機能化して価格が低下して良い時代になったものです。
現在では、ごく普通のデジカメにハイビジョンの動画撮影機能が搭載されていますので、それをもっぱら使っています。まあ、これで十分ですから、あえて専用のビデオカメラ?はあまり使っていません。