生活改善のアイデアについて
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標題の通り、腰痛のリハビリは日にち薬です。前にも書きましたが、リハビリに専念しようと思ったり、筋肉トレーニングを行ったりするのは厳禁です。そんなことを少しでもしようものなら、一日でアウトです。大体、自分の体のことで少しでも良くなろうと治療に専念すること自体が、ロクな結果を招かないのです。結果は、筋肉痛や骨を痛めて、1ヶ月ぐらいは逆戻りさせて徹底的に悪化させているのです。ですから、手術後1ヶ月で、無理なトレーニングをするということは、手術翌日の状態に時計の針を戻すという愚かな行為になるわけです。つまり、せっかく1ヶ月かかって患部を回復させるために体力を100%使ってきたのに、これが振り出しに戻ってしまって、今度はこれを取り戻すためにまた100%以上の体力を消耗することになるのです。つまり、合計で200%以上の時間と体力を消耗するし、がっかりもするのです。
ですから、リハビリなんかしなくても、日常生活の掃除、洗濯、買い物、散歩程度で十分なのです。
私は、手術後の翌日の夕方には歩行器で歩きました。そして6日後に歩行器をはずして自力で歩きました。そして、8日後に階段ののぼりおりをしました。10日後には、病院の外を歩きました。こういうことは、日常生活にもどるための最低限の機能訓練であって、これをしなければ足腰の骨や筋肉が萎縮してしまうので、しかたなく必要最低限度を実行していただけなのです。でも、同じような手術をした患者さんが、患部が痛むのを怖がって、歩行訓練をしている人はほとんど見かけませんでしたが・・・。これでは、退院してから足がふらついて倒れて家庭内事故になるかもしれません。結局、安静ばかりでも体に良くないと思うのです。
過ぎたるは及ばざるが如しで、及ばざるは、なお宜しくないわけです。
上の写真は、左足を右足の脛に沿って上げるトレーニングですが、こんなのはつい1ヶ月前は、いくら頑張っても10cmも上げることはできなかったんです。(上の写真) それで、無理に上げようとすると、腰の骨がキリリと痛むので、そういう筋トレはやめていたわけです。専ら、いいかげんな平地のブラブラ歩き=そぞろ歩きを毎日つづけていたのです。すると、最近では、下記の写真のように、膝の高さまで難なく上げることが出来るようになっているではありませんか?
本当に嬉しいです。当たり前のことが、ごく自然に出来るほど感謝すべきことはありません。