今回は、また別の授産施設に招待されていましたので、妻と一緒に見学に行きました。新築の2階建てで、調理室や多目的ホールや障がい者用バス、作業室、エレベーターなど施設設備が大変充実していました。
これは、障がい者用のバスです。車椅子のままの風呂の前に来て、介助者が抱き抱えてゆったりとリクライニングシートのように座った格好で湯舟に漬かることができます。至れり尽くせりのお風呂です。
これは入所者全員の手作りの陶器の作品です。上薬をかけていますので、本格的なものです。
これは、同じく手作りのブックカバーや手提げ袋などです。町内の販売所がありますので、そこで地域住民の方に販売しています。
入所者の得意な分野の芸術作品やスポーツ大会の入賞メダルなども展示してありました。
以上のように、どんな障がいを持っていても十分に受け入れられるような施設設備が整えられ、また入所者同士の人間的なふれあいが深まるように日常の作業や学習を工夫し、取り組んでおられる様子がよくわかりますし、手作りの作品は地域の人々に販売しており、より多くの人に障がい者理解が深まるように努力されています。