あと2週間すれば、2014年4月になりますが、windowsXPがサポート打ち切りになります。ですから、XP上で動いていた周辺機器やソフトウェア全般が、windows8.1以降では、徐々にサポート外となり、新規に発売されるそれは、急速にサポート対象外になるのは目に見えています。ですから、いまさら、そういう過去のソフトウェア=14年前のXPに対応していたものの使い勝手がどうのこうのと言及してみても云う意味がなくなるのです。具体には、フリーズしたとか不具合が出たとか・・・といろいろ、今後は苦情を云ってみても、メーカーはもちろんのことネット上の質問でも、おそらく誰も答えてくれなくなっていくでしょう。通信技術の発達は、日進月歩ですから、下手をすると、そういうことを話題にすること自体がすでに過去の人間だと思われて、無理難題を持ち出して人を困らせる人だと相手にされないことになり兼ねません。もう、苦情を言うなら最新の機器をそろえなさい・・・ということです。
過去のwindows3.1や95.98.ミレニアム、2000がすべてそうであったように、もう過去の遺物になってしまうのです。そういう過去の記憶や体験を勿体無いからといって、いつまでも引きずっていると、これはもう時代についていけなくなって、やがて古い機械やシステムだけでなく、それに依存している人間も時代錯誤というかリスクの高い人間だと判断されるようになってしまうわけです。要するに、世の中の動きから外れて、ちょっと迷惑な存在だなということで人間疎外が急速に進むわけです。そういう自覚が必要だと思います。歴史や伝統に裏打ちされた民芸品や美術・骨董品ならば値打ちがありますが、古いPCやOSに敢えてこだわるようなことは、一般的に言われているように、セキュリティー面で問題がありますから、ネット販売やお友達とのメールのやりとりなどでは使うのは控えるほうがいいでしょう。
それに、自分は金銭の授受や個人情報にPCは使わないから古い機器を使い続けても大丈夫だ・・・という考えも大きな落とし穴があると思います。古いセキュリティホールの穴だらけのブラウザを使っていては、悪意のあるハッカーの標的になって、不正アクセスの遠隔操作の踏み台にされてしまい、今はもう警察も慎重捜査していますから誤認逮捕されてしまう確率は低いものの、他人に間接的に多大な迷惑をかける加害者にされてしまう恐れがあります。
結論としては、XPの機器はネットに繋がないこと。内部ランでイントラネットを構成したり、単体で使用したりすれば、当面はword、excel等の事務処理に使えますから、すぐに廃棄しなくて済みます。インターネットに繋ぐ機器は、今後はビスタ以降の機器に限ることです。これで、当面は何も無駄にならないし、危機管理もできます。わたしの場合は、合計7台のPCを所有していますが、ビスタ1台、7が1台で、あとはXPが5台ですが、どれも今すぐ捨てたりはしません。でも、もうどれも10年近く使い続けていますので、HDDの消耗度が激しくカリカリと鳴いています。それで、そのうち遠からずHDDを始め電源装置や他の周辺機器も物理的に破損すると思われますので、そのときは耐用年数が来て寿命ということで廃棄いたします。(笑)
このように、古いものはすぐに捨てずに大事に使いつつ、頭は過去の遺物にならないように最新の技術で身を固めて2014年の世界とのお付き合いを上手にするべきなのです。そのためには、まあ、お金がかかりますが、アイパッドとかwindows8.1のタブレットは購入しようかな?とも考えております。