生活改善のアイデアについて
最近、5年前に購入したノートPCのUSBポートが故障して(接触不良)、外部からの写真の取り込みが困難になってきています。そうすると、ブログの投稿に支障が出始めています。つまり、記事に写真が貼り付けられないわけで、文字だけのブログになりつつあるのです。その上印刷もできません。
しかし、これでは満足できませんので、何とか自分で撮った写真をPCに送りたいし、年賀状の季節が近づきますので印刷したい.のですが、どうすれば良いのでしょうか? このような質問がyahooの知恵袋なんかによく載っていますが、回答はつれないもので、USB端子はマザーボードに直付けであるのでマザーボードごと交換するしかないので、結局、本体を買い換えたのと変わりません・・・とかいうような、ありえないような返事ばかりが目に付きます。
私は、必ずしもそういう方法しかないとは思っておりません。たいていの場合は、USB端子の中の電源端子の接触不良によって規定の電圧や電流が安定して供給できないためにUSB接続の周辺機器が認識しないのです。ですから、USB分配器とかUSBハブとか呼ばれる製品で電源供給タイプのものを購入して、PCと周辺機器の間に設置すれば解決する場合があるのです。
また、これは直接的な解決方法ではないので別途費用がかかりますが、環境整備すれば解決します。つまり、パソコンのほかにipadなどの携帯端末があれば解決するのです。具体に説明すると、グーグルドライブとかスカイドライブなどの無料ストレージか有料サーバーに写真を転送しておけば、PCからその写真が読み込めるわけです。あるいは、スマホがあれば、もちろん、同様にストレージドライブに転送できます。印刷については、無線ラン対応のものを購入するか、携帯端末と共有設定すれば可能です。
ですから、USBポートが故障したPCで写真を読み込んだり印刷したりするのは無理な話だとの従来の答えは、2〜3年前のガラケー全盛の頃の発想であるのならば、大いにそうかも知れません。 というのは、数年前のガラケーではWIFI対応でないために、3G回線を使うのでたびたび何枚も写真をPCに転送すると、経費がかかり過ぎて非現実的だからです。今は、WIFI対応の携帯端末とクラウドと無線ランが当たり前の情報化社会であり、嘗てのような不便さが解消されているので、一般のユーザーにとっては大変恵まれた時代になったものだと思います。
今、ノートPCに外付けのキーーボードを接続してこのブログを入力しています。文章の入力作業はフルキーボ−ドの方が便利だからです。最近でも業務用は、これを現役で使っている会社が多いです。タブレット端末やスマホでは文字入力がやりにくいですが、連想変換やワンタッチ操作がこの欠点を補う仕様になっています。が、反面、便利過ぎてひょっとすると無意識に何でもワンタッチでボタンを押すクセがついてしまって、肝心な個人情報でさえも第三者に閲覧できる設定のまま無意識にOKボタンを押す恐れがあります。
けれども、フルキーボードとマウスを接続して別途大画面のディスプレイを接続している場合は、隅々まで注意が行き届いて、まさかこういう重要なことを誤操作したり見逃したりする危険性は少ないでしょう。スマホでも、PCと同じように周辺機器を接続すれば、りっぱなPCに化けますから、出先で事務処理をする場合は、面倒ですが、そういった慎重な使い方をした方がいいと思います。
昨今は、世の中全体的にスマホ全盛の様相です。そのせいかどうかは分かりませんが、いまどきの若い人はパソコン離れが著しく、先ごろの世界規模で行われた「大人の学力調査」では、文章読解力や数学的思考力ではトップですが、IT関連の処理能力については、スマホの便利さの部分が多分裏目に出たのでしょうが、10位だったか11位だったか厳しい状況だったらしいです。
まあ、よく考えてみると、なるほどそれも考えられなくはない理由です。つまり、パソコン離れが徐々に進んでいる原因の一つは、要するに面倒なPCの操作を避けて、簡単でいわゆるワンタッチで一連の操作が完結してしまうスマホの便利さの一面に国民の大多数が強く惹かれているからではないかということです。しかし、スマホを使って情報処置のスキルを身に付ける一つの方法は、機種を選べばいいのです。それは、アンドロイドよりもアップルのiphoneでしょう。iphoneは、一社独占で製品管理しているためにセキュリティー対策に優れていますので、そういったことに神経をすり減らす必要がなくて純粋にスキルを身に付けられる。また、全部入りのガラスマホでもなくてワンタッチで何でも出来ることを売りにしている製品でもないので、若干便利さに欠けますが、たとえば、テレビを初期状態では見れませんので、見たければ自分でアプリを入れて設定しないと見れないわけです。いわば、こだわりのきつい分、習熟に時間をかけて自分好みの機械に仕立て上げる製品なのです。
もし、日本人の大人の大多数のITスキルが、世界で10位だとか11位だとかいうように、本当にそんなにもPC操作能力が低い状況だと今回の「大人の学力調査」で判定されたとするならば、それは奇妙なことです。そんなことは、まずありえないでしょう。実際、こんなマニアックなiphoneを世界で一番好んで購入しているのが日本人だからです。
また、文部科学省が毎年行っている全国公立小中学校の児童生徒の学習状況調査と比べると、今回の大人を対象とした調査結果はサンプルデータ数が極端に少ないので、信憑性に若干欠けるわけです。つまり、たまたま、調査対象者にIT能力に欠ける人が偶然多かったのではないかと考えられるわけであります。よって、さほど深刻に受け止めるべきものではないと、私個人的には考えています。
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標題にもどって・・・
なにはともあれ、私は、まだまだwindows98のノートPCに外付けキーボードとマウスを接続して使いつづけます。古いOSと超のろいCPUのコラボですが、そこは、自分の頭と目と耳と手も活用しながら、健康と老化防止のためにも趣味の電脳生活を満喫したいと思います。(笑)