生活改善のアイデアについて
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私が以前に所属していた職場のある部所では、2006年にGroupsessionを導入しましたが、その当時は、このソフトで共有フォルダの階層構造の管理機能はありませんでした。それで、やむなく、Windows2003のファイルサーバーの標準機能だけで管理していました。したがって、この内部ネットワークは、セキュリティーと言っても、単にパスワードをかけているだけなので、外部のネットワークとつなぐことは安全性が低いと考え、WEBと接続しない方式をとっていました。
しかし、その後、Groupsessionの開発会社は、2009年にバージョンアップして、共有フォルダの機能を搭載できるようになりました。ところが、当部所では、バージョンアップすれば料金を別途支払わなければならないので、バージョンアップせずそのままにしておきましたので、未だに、内部ネットワークとWEBは接続すれば、セキュリティ上問題があるということでそのままになっているようです。
こういう話は、中小・零細企業では資金繰りが厳しいですから結構ありうる話です。しかし、今となってはこれでは、余りにも貧しく10年ぐらい前の西暦2000年ごろのダイヤルアップ接続の時代の通信環境を前提にセキュリティを考えているような感じもします。その時代ならば、常時接続は高価でほとんど採用されておらず、社内の閉鎖的な内部LANとWEB接続1台というのが一般的だったわけであり、それがセキュリティ上も理にかなっていた時代だったのですが、今更そんな時代の常識が通用するのかという感じがします。
現在の2011年の時点では、日本はインターネット通信料金が世界でもかなり安い。ADSL・光通信の常時接続の便利な時代に、一人一人の社員が端末PCを目の前にして、その恩恵に浴さなくては日常の業務が非効率で情報不足となる恐れが十分あります。これが、ひいては、社員の資質向上・目標達成や、営業所としての収益や業績に全然関係がないとは申せません。
それならば、あっさりGroopsessionをバージョンアップして共有フォルダ管理し、データの暗号化によるセキュリティを確保してWEBにつなげばいいと思います。バージョンアップ料と言っても、サーバーを触るだけだから20人〜30人ぐらいの職場で10万円ぐらいじゃないでしょうか。たいした金額じゃないと思いますので、費用対効果は十分有ると思います。
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