生活改善のアイデアについて
最近、自作パソコンのUSB端子が壊れてしまったので、USB2.0のPCIボードを購入して取り付けて、そこに2またのUSB延長コードを付けて1箇所は外付けハードディスク、もう1箇所はSDカードアダプターを取り付けていました。
そもそも、元のUSB端子が壊れた原因というのも、実はパソコンの裏部の下部にあるために手探りで挿入してばかりいたので、上下逆に差し込んだりして無理にねじ込んで壊したのです。そこで、そういうことが無いように、延長ケーブルを使ったような事情があるのです。
ところが、どうも転送速度がむやみに遅くて、写真の縮小画像が表示される速度が200〜300枚もあると全部表示されるのにもかなりの時間がかっていました。また、動画などは、カクカクと止まって使いものになりませんでした。
そこで、原因は何だろうかと探っていると、あることに気づきました。つまり、2またのUSB接続コードです。これが、USB1.0規格の製品だったのです。ですから、せっかくUSB2.0のボードを導入しても、100分の1のスピードに制限してしまっていたのです。
ですから、この接続コードをUSB2.0規格の製品に置き換えると、予想通りスイスイと写真ファイルの転送が出来ましたし、動画もスムーズの動きました。また、ムービーメーカーに外付けのSDカードの多数の動画を貼り付けて編集してエンコードをしても、5分までの動画作品なら何のストレスも間なく作品が出来上がるようになりました。今までは、デジカメで撮影したクイックタイムの動画が動かないで固まってしまっていたので、いったん無圧縮に近いaviファイルに変換してから貼り付けないと作業ができませんでした。
現在は、もう世の中がすでにUSB3.0に変わっていますが、USB2.0でも十分快速で実用的な仕事が出来ますので、感服している次第です。
今朝、例によって娘を職場に送り出してから散歩をしました。すると、散歩道で、昔の勤め先の先輩に会いました。いろいろと四方山話をしていると、やはり自分の腰痛の話をしましたので、先方さんも自分の近況として病気の話をしてくれました。つまり、こういうお話でした。もう70歳になったので、仕事をやめたとたんに、それまで病気らしい病気をしなかったのに胃潰瘍になったということでした。原因は、神経性のものらしいですが、仕事を急にやめて生活環境が変わったので、それがストレスになってしまったそうです。
私の場合は、60歳の定年退職まで、明けても暮れても一貫してデスクワークでした。腰痛で退職してからも、ほとんど身動きできないので、毎日、朝から晩までブログソフトのwordpressやらmovabletypeやらブログンやらのインストール及びブログ記事の投稿に没頭しておりました関係上、生活環境にほとんど変化が無かったので、そういった病気の症状が出なかったものと思われます。
つまり、生活態度がほとんど変わらなかったので、ストレスは少なかったようなのです。
第二に、腰痛だから、家に引っ込んでいても不思議ではないというか、一般に、男が60歳で定年を境に家に引っ込んでいるのは不自然で心苦しくてストレスになるのですが、私の場合は自他共に止むを得ないという社会的な承認があるものですから、60歳で隠居しても全然不自然ではないわけだったのです。それどころか、腰痛で手術をしたので普通のおじさんのようにバリバリ仕事が全然できないので、「褒められもせず、苦にもされず、みんなにデクノボウと呼ばれる」・・・はからずも、そういう存在が認められている訳なのでありますから、いたって気楽な則天去私の心境でございます。
これが、もし、腰の手術をせずに全く健康であって、しかも、非常勤の嘱託員やはたまた天下りなどという気楽な職をタナボタで頂いていて63歳まで働くことになっていたならば、あるいは以前に勤めていた会社の関係でのボランティアの仕事を引き受けていたならば・・・と仮定すると、これは、もう悲惨というか、地獄絵そのもので世も末じゃという事態になっていたと思うわけであります。つまり、年金が15万円と、あと嘱託で15万円で合計で毎月の給料が30万円+退職金ですから、お金があり余って使い道に困るわけです。すると、当然、使わにゃ損だということで贅沢をしてしまって、霜降りの肉やらレストランに行ってフランス料理やら中華料理やら、物見遊山やゴルフ三昧、つきあいで毎晩の宴会・酒席などに更けざるを得なくなっていただろうと想像されるのであります。あるいは、ボランティアであっても、以前の会社の役職や肩書きを最大限利用して活動するわけですから、そこには奢り高ぶりの態度が染み付いているのでちょっとしたことに激怒したりして周囲から煙たがられるのが落ちです。その結果、自他共に強いストレスが生じるのです。こんなボランティアなど、やらないほうがマシであり、諸悪の根源であり、当然、これでは驚くほど早期に・・・1年以内に・・・今頃はどこかの総合病院に入院して体調が重篤に悪化していたでしょう。
即ち、人間、楽をして金を頂くとか、昔取った杵柄とか肩書きをちらつかせてボランティアをするほど体に悪いことはないのです。裏返せば、私は、腰痛になって手術を受けたので、働けなくなって退職状態なので、かなり損をしています。それで収入がなくて年金だけでつましく生活しているのであるからこそ、質素で我慢を覚えて節制をすることができると共に、取るに足りない無に等しい存在として謙虚にボランティアに就く気持ちになっているのです。そういう気持ちだからこそ、何とか健康が維持できているのではないでしょうか。そうでなきゃあ、もうとっくにお陀仏でしょう。今は、生きているだけで幸せです・・・こんなに、毎日感謝の日々はありません。こういう、つましいですが健康な境遇を与えられて、本当に身に余る光栄でございます。