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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2012/06/13

大阪の86歳のおばあちゃんのブログ投稿

今日の朝日新聞の朝刊に、86歳のおばあちゃんがブログを週に2〜3回ぐらい投稿しているという記事が載っていました。これは、本当に珍しいことであって新聞に掲載されるほどですから、よほどの訓練と根気と能力がなければ到底できることではないのです。それぐらい、高齢者がブログを発信するということは至難の業であります。

これは、考えてみればすぐにわかることですが、文章の入力ひとつとってみても、今までキーボードを打ってこなかった人にいきなりローマ字入力で打ち込みなさいといっても、それがなかなか出来ないのです。また、若いときにキーボードを打ったことがあるといっても、80歳を超えると、やはり指が動かないのです。

たとえば、自分だって現在64歳ですが、ローマ字入力に48歳のときに切り替えましたから、もう仮名入力ができません。また、写真の貼り付けといっても、どのドライブのどのフォルダに目的の写真がはいっていて、どの程度の大きさに縮小すればいいのかがわからなければ、サーバーの方で容量制限がある場合は(500KB)、1枚もアップロードできないことになります。

まあ、そういうわけで、若い人なら難なくできるブログ作りも高齢者にとっては、案外というか当然、不可能なことが多いのです。

私は、すでに64歳ですから立派な高齢者です。もう、上記に書いたような訓練を一日でも怠るとたちまちブログは投稿できなくなってし舞いかねないのです。つまり、頭の訓練は足の筋肉と同じように一日でも負荷をかけて動かさないと、とたんに萎えてしまって歩けないばかりか骨が脆くなって、ちょっとしたことで転んで寝たきりになってしまうのです。ましてや、デジカメやビデオカメラの操作及びパソコンへの取り込みと動画編集なども、日頃から毎日やっていないと、全く出来なくなります。

そりゃあ、紙と鉛筆で字や絵を描くのは何歳でもできますが、パソコンの操作はそういうわけにはいかないのです。この高度情報社会において、年を取って身体が不自由になっていくのですから情報弱者になってしまうのは、生きる喜びを奪われたも同然です。そういう恐怖感を味わってしまうと、もう、なかなかそこから抜け出られませんから、日頃から機械の操作はあだやおろそかに出来ないわけです。

私は、アナログ人間ですから紙と鉛筆で十分です・・・とか、仕事だけで止むをえずwordやexcelを使っているのであって、家では絶対に仕事の延長はいやなのでパソコンは使いません・・・なんてことを若いうちから公言している人が、言っちゃあ悪いですが、真っ先に認知症患者になる可能性が高いといえるでしょう。(これは、私の予断と偏見であることをお断りしておきますが・・・。)

すなわち、1990年〜2011年ぐらいの世の中ならば、単なるオタク・ネクラ・ネット中毒・・・これらの行き過ぎた情報社会の弊害だ・・・云々で、ひとごとになっていたものが、いよいよ2012年からは、本格的に世の中の大半がネット社会でスマホ・タブレット類を持ち歩いて日常生活を営んでいるのがごく普通の世の中になりましたから、もう常に既に他人との情報手段を持てなくて、「自分は取り残されている」という疎外感を味わうことになる可能性が強いからなのです。

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