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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2012/06/12

もう面倒な子どもは来させないでという元教師

まあ、世の中には、いろんな人がいるわけで、こともあろうに標題のようなことを酒の席上ではあっても言ってしまう元教師がいることを知ってしまうのも因果なものであります。

世の中にはいろんな職場がありますから、赤提灯でいろいろな愚痴をしゃべってストレス解消をするのは、仕事を円満に続けるためには必要なことでしょう。で、先日、久しぶりに大阪の梅田まで出かけたついでにちょっと居酒屋に立ち寄ったのですが、そのときの話です。家庭的な問題で、いわゆる校内暴力や非行を起こす子どもは、特定の学校に偏っている傾向があると思いますが、おそらくそういう学校に比較的長く勤めていたと思われる元教師でしょうが、無事勤め上げて定年退職の日を迎え、退任後は目出度く天下り、某教育施設に勤められるようになって勤務環境がガラリと変わるとホッとしたのか気を許したのか、標記のような感想というか本音をつい喋ってしまったのじゃないかという感じがしました。

居酒屋で偶然隣席で居合わせてそれとなく聞いてしまっただけの話ですが、こんなのは、「長い間、本当にご苦労様でした。これからは、以前よりは少しは平穏無事な毎日が過ごせるように頑張ってください・・・」などと調子を合わせて聞き流せるのでしょうか?

これはきわめてプライベートな酒席だとはいえ、こういう不穏当な愚痴を聞いた時、ひとごとで何の関係も無い他人の話だとはいえ、驚きと悲しみで開いた口がふさがりませんでした。全く、教育を何だと考えているんだ!と思いました。酒の席上での悪い冗談(ブラックジョーク)かな?とも思いましたが、かなり不愉快な気分になりました。

これじゃ話にならない。これでいいのか。この男が本当にそう思って頑張るためには、この男の胃がもっと悪くなって、もっと無駄な時間が積み上げられる必要がある。・・・そういう黒澤明の「生きる」という映画の冒頭のナレーターの言葉が思い出されました。

もちろん、つつがなく定年退職の日を迎えられたんですから、標記の言葉はホンのご冗談ということで、酒が相当入っていましたから元同僚の人は聞き流して、「ご苦労さま。定年までよく頑張られました。」とドッと笑って拍手でお送りしていたようですが、内心では皆さん非常に憤慨しておられたのではないでしょうか気になりました。
 
私は、定年退職後、再任用で勤めていた職場で腰痛を起こして手術をしてから退職を余儀なくされ、現在は近隣の小学校の放課後の学習ボランティアをしています。少しでも、地域の子どもの役に立てれば・・・と考えて教育センターに行って講師の登録をして週2回ほど勤めています。やはり、次代を担う子どもたちには世の中に対してこれからの長い人生に対して「希望と信頼と愛」を感じてほしいし、それなりの学力も身に付けてほしい・・・という気持ちで奉仕しています。
 
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