昨日の夕刻に近隣の某会社の社長から電話があって、スカイプを導入したんだが、電話の実験をする相手になってくれないか?ということでした。そこで、家の中にマイク付ヘッドホーンが無かったかなと探しましたが、見つからなかったのでコーナンで購入して、早速skypeをインストールしてIDとパスワードを設定しました。そしてWEBカメラも接続しました。WEBカメラはもう7〜8年昔のBuffaloの製品でしたので、それらしきタイプの過去の製品のドライバをダウンロードして見るとみごと作動しました。
このようにして自分の2台のPCに同様にskypeを入れて、お互いに通信すると、ちょっと音声がずれますが、きちんと電話ができました。
今朝になって、某社長のIDを聞いて検索すると見つかりましたから、通信しますとテレビ電話になりました。いとも簡単にできましたから、私はあっけにとられました。
実は、今から17〜18年前にwindows95で同じようなことを実験しましたが、家庭内のランでは実現しても、遠隔地とは音声は聞こえても映像が通じませんでした。どうも、通信速度の関係で画像処理が難しかったようです。つまり、当時はISDNの64キロビットでしたから、動画なんかはいくらソフトウェア的に動画圧縮と展開を繰り返しても、とても間に合わなくて無理だったのです。それで、画像が粗くて誰かわからないほどぼやけて見えるし、おまけに分解写真みたいにひどいコマ落ちが発生していたのです。
仕方がないので、NTTの専用のテレビ電話機を借りて通信しました。結局、当時はテレビ電話専用のハードウェアを使わないことには、鮮明で滑らかな映像の転送は不可能だったのです。