生活改善のアイデアについて
このプリンタは、ヘッド一体型のインクタンクを採用しており独立タンク式ではないためにインク交換に本体の格安な価格(4000円弱)よりも多額の負担がかかってしまいます。よって、一般的なネット上のレビューでは、ユーザーの使用頻度が低く、インク交換が少ない人にだけ、お値打ち感があるような機種だと紹介されております。つまり、ヘビーユーザーには向かない・・ということでしょうか。
じゃあ、反対に同じCanon製のIP-3100やMP-500などの本体ヘッド付で独立インク式の製品をな場合は経済的なのでしょうか?私は現役時代に、インクの使用量がが半端ではないのでエコインクや詰め替えインクなども総動員してケチケチ作戦でフル回転しておりました。それで、当然、ヘッドが目詰まりしてしまってヘッドの交換を1回して使い続けていましたが、2回目のヘッド交換をしようとしたときにはcanonの方針でヘッド交換が既に有償になっていたので、これらのプリンタを廃棄しました。そういうわけで、大変経済的に1年半ほどは使えましたが、2年以上は持ちませんでした。すなわち、これらの機種でエコインクや詰め替えインクを使用していても、純正品を全く使わないで2〜3ヶ月放置していると、たちまちしつこい目詰まりを起こしてお釈迦になりましたから、これがこれらの機種の限界だなと思うに至りました。
これに比べると、IP2700やMP-4900はインクタンクが3色一体のヘッドつきでBC-311、黒顔料インクBC-310ヘッド付きを採用していますので、純正品はインク代だけで約6000円もかかります。これらについは、上記で述べたようにネット上のレビューでは、canonのプリンタ商法はインク販売の収益で本体の原価ギリギリか原価割れなのを補填しているのが明らかで高価過ぎる、よって、使用頻度の高いユーザーにとっては純正品のインク交換はお勧めしない・・・という論調でもって、家計応援のために対抗手段としてサンワサプライなどのサードパーティー製の自分で純正インクタンクにドリルで穴を開けてインクを充填する方法を紹介していました。これだ!これが正解だ! と思いました。・・・・なるほど、この意見は使用頻度の高い人にとっては非常に参考になるので正解です。
つまり、プリンタヘッドが本体に付属している中級機〜高級機は、エコインクや詰め替えインクを使って調子よく動作しているうちはいいのですが、繰り返しますが上記のように2〜3ヶ月使わないで置くと、殆どの場合、目詰まりが酷くなって最悪、本体を廃棄せざるを得なくなるのに比して、これらの機種ではインク交換だけで解決しますから案外経済的であるわけです。つまり、ヘッド交換だけで済むのです。
反対に、私のように使用頻度が少ない場合でもメリットがあるのです。つまり、年に1〜2回、年賀状や暑中見舞いで100通ほどインクを節約モード(25%カット)で印刷すれば6000円で済みますから、印刷業者に1万円弱でフルカラーの年賀状印刷を依頼するよりも安くつくので、純正品のインクを購入したとしても決して高い買い物だとは思われないのです。
また、普段は、50%のインク節約モードで使用すれば、計算上は2倍近く持ちますから、エコインク(4000円程度)を購入すれば相乗効果でかなり節約が期待できます。使用頻度の少ない場合の経費節減の方法は、基本的には、
?不必要な印刷はしない、?節約モードで印刷、?エコインク購入という3つの方法が妥当かと思っています。
自分でインクを充填する方法の留意点は、インクにもよりますが、毎日印刷して目詰まりを起こさないような努力を怠らないように心掛けることです。この点に十分注意してエコインクや詰め替えインクを使用すれば、かなりお得になるはずです。
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結論・・・本機種は、使用頻度のさほど高くないユーザーでも費用頻度が高いユーザーでも、つまり万人に薦められる安価でお買い得な製品です。
追伸・・・長期間使わなくて最悪、印字ヘッドに目詰まりが生じるのか・・・と心配していましたが、純正品のインクの場合、半年間ぐらい印刷せずに放置していても経験上はそういうことが起こっておりませんので、大変重宝な機種だと思います。
今日は、或る会社の役員より、販売関係のソフトウェアと動画がセットになったDVDが配布されたのだが、PCで再生が出来ないことがあるので、どうしたらいいのかという相談がありました。そこで、早速行ってみると・・・。
まず、そのPCは個人所有のノートパソコンだったのですが、起動が非常に遅かったのです。そこで、まずアドバイスをしました。「デスクトップに多くのアイコンを貼り込みすぎていますから、どこかに移動するか、フォルダにまとめられると、だいぶマシになりますよ。」「それから、不必要なソフトはアンインストールしてください。」
次に、動画の入ったDVDを入れて再生を試みましたが、まったく起動しません。そこでDVDを取り出してみると、なんと指の跡形がはっきりとこびり付いているではありませんか。私は布切れで、これを拭い取って再度DVDドライブにディスクを入れて読み込ませると、見事に動画が再生できましたし、ソフトウェアが起動しました。
そのPCは、下記のようなもののWindows7版です。私の10年前のシングルコアPentium?800NHZの3万円の非力なXPの組み立てパソコンの10倍ぐらいの性能があります。こんな立派なPCを購入できるなんて、ああ、なんと恵まれた境遇の方なんだろうと羨望のまなざしでした。office最新版も入っているし、ブルーレイディスクも使えるのですから、もう私なんかには絶対購入できない高嶺の花のハイスペックPCでした。
しかし、実際は、非力なはずの10年前の私のポンコツのPCのほうが、起動も速いし文字中心のWEBサイトでは読み込みが速かったのです。さすがに、大きな写真やPDF、ハイビジョン動画の読み込みはスペック的に無理ですが、そうでない普通のWMVファイルや普通のDVD動画は、何とか読めるのですから、捨てたものでは無いのです。
要は、ハサミは使いようであり、手入れをしないと最新型でも”なまくら”で使い物にならない場合もあるし、きちんとメンテを怠らなければ旧式でも便利な道具になるのです。
また、PCに接続してエクセルなどの表計算ソフトの巨大な表を見ると周辺部分の文字がにじんだりかすんだりして見える・・・というような苦情もネット上で見られますが、それも、画面調整の範囲です。つまり、PC用に画面を暗く設定すれば、ぼやけやかすみはましになりますし、PCのオンボードのグラフィックカードではなくて、別途、専用のグラフィックカードを挿せばかなり改善されますので、致命的な欠陥があるわけではないのです。
ですから、性能の割に安価で27インチの大型画面で、しかも多くの画像入力端子が装備されてリモコンで画質や音質の調整が細かくできる機種が売りなのに、その利点をまったく没却して、テレビ用のモニタをPC用に転用したような画質だというような表現でもって苦情を書くのはまったく言論の自由といってしまえばそれまでですが、ちょっとそういう表現は、テレビ用とPC用では仕様や規格が全然違うものなので、本来、比較検討すべきものではないのですが、あえてそれをやっての雑駁な論調ですから、まだ使っていない人が読めば、「そこまで画質が悪いのか?」と思い込むので、あまり妥当な書評ではないように感じました。