自宅サーバーを作ると、何か急に考え方が変わりました。一番変わったのは、ブログでは、個人を伏せて匿名で情報発信しているような状況なのですが、これはおかしい・・・と思うようになったことです。なぜならば、自宅サーバーなのですから、特定の個人が特定されないように設定できることがわかってしまったからです。
ちなみに、アメリカ人では、ある調査によるとブログの大半は実名だとか・・・。日本人の匿名性はむしろ、その方が異端なのかもしれません。
? 人知れずアップロードしたいのであるならば、自宅で自分だけの日記を自宅サーバーで打ち続けておればいいのです。 → 完全にローカルだけ見れる設定にする。
? 自宅サーバーで家族や友人だけに公開するような設定にすればいいのです。でも、そんな設定はたいへんややこしいですが・・・。 → パスワード付のwebサイトに設定する。
もちろん、無料サーバーでも、?は下書き保存すればいいわけですし、?はそのような設定が可能な無料のwebサイトを探せば見つかるかも知れません。何も自宅サーバーを構える必要性はないですが・・・でもこれはどうも、サーバー会社にしてみれば、オープンに投稿してもらって広告収入で利益を上げようとしているのに、規則違反なことをしているので非常にイヤな感じがします。私がサーバー会社のオーナーだったら見つけ次第、即刻、強制退会にします。
でも、内部保存ばかりしていると、アクセス数がカウントされませんから何の励みにもならないのです。また、鍵付のサイト運営は、無料サーバーの場合は、まずほとんど許可していませんので、あったとしても容量不足・機能不足(データベースやCGIが使えない)・管理厳重だったりして、結局、使い勝手が悪過ぎるので、結局有料サーバーを借りるか、自宅サーバーを立ち上げなければなりません。
個人を特定されたくないのならば、無料で自宅サーバーを構えて??を設定すればいいのです。もちろん、セキュリティの厳重な設定は自己責任ですのでマニア向きですが・・・。
以上のようなきわめて面倒な手順と研究を深めないことには、制限つきのサイト運営は容易でないことも原因のひとつになって、おそらく日本社会では、匿名のブログが一部のタレントや政治家や有名人を除いて大多数を占めているのではないかと推測されます。・・・つまり、匿名ブログは最良とまでは思わないが、いいたいことを書きたいので、次善の策として無料ブログを利用して、どこの誰だかわからないものを投稿しているんだと思われます。
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一方、実名ブログ投稿の場合は、注意点があります。
誰かに、読んでもらいたい・・・でも、姑息で無責任な発言をして、本名を出さないで匿名で投稿するなんて・・・という潔い願望があるのでしたら、実名にてどんどん投稿したらいいかと思います。でも、きわめて差しさわりの無い抽象的で一般的な論評を客観的に書けばいいのです。全然おもしろくないので100%読みたいという興味が湧きませんが・・・。
いずれにしても、やってはいけないのが、匿名で過激な内容のブログ投稿=個人情報の暴露・特定の個人や団体への非難中傷のブログです。