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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2014/03/07

XPでもXAMPPを動作確認用にまだまだ使えます

 私は、XAMPPというWEBサイト動作確認用の内部WEBサーバーを自分のPCにインストールしています。そこに、DRUPAL、WORPRESS、MT、NUCLEUSなどをインストールして動作確認しています。しかし、このPCは、XP搭載でCPUペン?800MHZ、メモリ500MB、HDD空き容量3GB程度しかなく、かなり非力な機械ですから、文字情報だけのネットサーフィンやword、excel、powerpointなどの事務系のソフトならばいざ知らず、Youtubeの視聴やムービーメーカーなどの動画編集ソフトでの編集作業では、常に既にフリーズが頻繁に起こります。つまり、非常に処理が重たいのです。快速な環境に慣れてしまうと、とても使いたくないような代物です。
 
 しかし、上述のXAMPPを使って擬似的に内部サーバーを立ち上げてみると、案外これが比較的軽快に動くのです。この違いは、一体どういうわけでしょうか?

 私は海外の無料サーバーを使っていくつかのブログサイトを運営していますが、これらの多くは、地球の裏側のアメリカの東海岸側やドイツなどの超遠隔地から多くのネットワークを乗り継いで、海底ケーブルを通ってやっと日本にたどり着いているものです。ですから、これは、もともと非常に信号が減衰して混雑してアクセスが遅い上に貧弱なPCで取り込もうとするので、なおさらフリーズに近い受信状況があるのです。これは、もう、どうにもやむを得ないことなのです。

 ところが、XAMPPというのはいわば自宅サーバーの一種ですから、転送ケーブルの距離は家庭内だけですから数メートルであり転送ロスは限りなく0に近いのです。あとは、アクセス速度に関係するものとして、ブラウザの余計な機能を削り落とすとか、CMSではデータベースを使わないでPHPだけで動く軽量のものを使うとかいうような工夫をすれば、当然、超高速で動作するというわけです。

 実際、私は、超軽いCMSであるクイックCMSというソフトをインストールして、超軽量のブラウザであるGREENブラウザでアクセスの実験をしています。この場合は、自宅サーバーでも超快適に動作します。また、NUCLEUSというものの最新版で、クイック投稿という遣り方で投稿の実験をしています。これは、MYSQLというデータベースを使うものですが、それでも、高速に投稿できます。(普通に管理画面を開いて投稿すると処理がちょっと重いですが・・・)

 windowsXPは、もうすぐmicrosoft社のサポートが切れますが、今しばらくは、このように内部サーバーを利用した用途としてはまだまだ十分に活躍できる余地があります。つまり、非力なスペックのPCでも、サポートの切れたXPを使っても、外部とは遮断された内部ネットワークでのCMSのインストールやCMSの動作確認などについては、ウィルスやマルウェアの侵入も無いですから、安心して快速に研究できます。

 アベノミクスでお金に余裕の出てきた個人や企業のためのPC活用研究は、windows8.1を積極的に売るメーカーや販売店にとってはまさに今が売り時なので、さかんにwin8.1搭載のタブレットやクラウドサービス、その活用法について新聞や雑誌、ネット上の記事で紹介・宣伝しています。でも、値上げラッシュで資金不足になっている中小企業や組織のWEB担当者では、そいうわけにもいきませんから、近々に迫った消費税率の改定に伴う会計処理ソフトの動作確認・テストは、WEB担当者にとっては、従来どおりにXAMPPなどの内部サーバーで行わねばなりません。

 そういう事情がありますので、上記のようなことは周知のことばかりであるかも知れませんが、効率よく仕事をするための何かの参考にでもなれば幸いであります。
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