生活改善のアイデアについて
標題は、そう思う場合は限定されているのではないか?と思うので、第二弾の投稿をいたします。
前のブログにも書きましたが、10年一日のごとく形式も体裁も内容もほとんど昨年度を踏襲して日付だけ差し替えるようなホームページであるならば、サイト転送は実に便利な機能だと思われます。ところが、大幅に構成やイラストや配置の差し替えを行う場合は、全く不都合です。個々のファイルやリンクを全部手動で相対パスで書きなおして、しかもFTP転送してweb上で実際に逐一反映されたのか確認、確認を繰り返しておかないと、ローカルで一括してちゃんとプレビューできて更新できたからと、このままサイト転送をしても、結局リンクが混乱を起こしてしまって、短時間での修正作業が困難になる可能性が高いのです。
リンク切れの原因は、多くの場合、すでに昨年度以前のローカルおよびサーバーに存在する同名のボタン、イラスト、写真のファイル名が同名で重複するからです。だから、あるページではlogo1.gifが2個できてしまって、以前のボタンが違う表示に置き換わってしまうのです。また、以前から掲載してある写真も、2枚とも同一の最近の写真に置き換わる・・・といったようなわけのわからない誤動作のオンパレードになって、即座には何が原因でどう不都合が生じたのかが理解できかねない状態になるわけです。こうなると、エラーの数が半端じゃないのであるならば、もう始末に負えませんから頭が疲れて意気消沈してしまいます。
結論として、サイト転送を使うのならば留意すべき点は以下の通りです。
1.フロントページのリンクの相対パスはどのフォルダから見たものかを常に意識して記述すること。できたら、HPB任せでなくて手書きの方が良いでしょう。
2.既存のロゴ名や写真番号・記号は使わないこと。以前にアップロードしたものが消えて置き換わります。
3.写真やPDF、動画・音声などのファイル置き場(リンク先)は、原則どこに置くのかを職場で決めておき、それ以外の場所に置かない。すなわち、これもHPB任せにして無意識に収納場所のボタンを押さずに、自分で決めて所定の場所、たとえば/imagesというフォルダに全部入れる習慣を身に着けること。もし無意識にこれをやってしまうと、フロントページの写真だけは、ルートにあるのかそれとも別のどこのフォルダの中にあるのか分からなくなってしまいます。
4.巨大な動画ファイルやPDFファイル、あるいは許容されない日本語ファイル名などをつけて転送してエラーを起こして、作業が中断して中途半端な状態で明日を迎えるようなことにならないようにする。(ローカルとサーバーが同期しない原因です。)
5.他人が作ったホームページは、リニューアルするならば、一旦全部100%廃棄して、まっさらから始めるのが正解です。そうしないと、デジカメの写真やHPBのロゴは、最初の段階から同一の名前のファイル名が出来てしまっているので、立ち上げ当初から混乱とトラブルの連続になることが強く予想されます。
標題については、概ねそうだといえますが、でも、そうでもないともいえるのです。どういうことかというと、前回にも書きましたが、アップロードする場所を間違えると更新されないからです。こういうエラーは、実は6月末日から、解決していなかったのです。今日、初めて気が付いたのです。1ヶ月以上謎のままでした。なぜこんな基本的なことに関するエラー(勘違い)が起こるのか?というと、昨年も、一昨年もサーバーのindex_htmlのルートにアップロードしていたことに原因するからです。今年、初めてhogehogeというフォルダを作って、全部その中にファイルを入れたつもりですが、実は、昨年まで使っていたファイは相変わらずルートに置いたきりになっています。つまり、hogehoge内のファイルとルートフォルダにあるファイルの全てを管理する(リンクする)index01.htmlというフロントページがhogehogeというフォルダ内部に置いてあって、それをルートにあるtoppage.htmlという中身の無い起動ファイルが読みに行く形に仕組んであるのです。こんな一種の二重構造を持たせたウェブサイトなのです。
だから、私自身、頭がこんがらがったのです。
こういうように、非常に複雑怪奇?でもないですが、かなり頭の体操をしないと読み解くことができません。
正解は、サイト転送の転送先をただ /hogehogeにすれば良いだけなのですが、黄色の部分の多くのファイル群が気になって、ついルートフォルダを転送先に選んでしまった・・・というか思い込んでしまった次第です。それと、ローカルとサーバーの位置関係が頭の中でシンクロ(同期)されておらないことが原因でした。要するに、ローカルでhogehoge内部のファイルを書き替えているならば、転送先は必ずhogehogeなのです。
それと、もうひとつの大きな落とし穴がありました。私は、習慣としてFTPソフトで転送先をルート以外に指定したことは、この10年で一度もありませんでした。というのは、私はサイト転送をする習慣がなかったからです。ありえないのです。なぜならば、私はwordpress、movabletype、joomla、nucleus、MODXなどのCMSを何度もサーバーに転送していたからです。これらのファイル群は、サイト転送ではアップロードできませんから、必然的にFTP転送を使いますので、転送先はルートを指定していました。だから、今回のサイト転送も、無意識のうちに転送先にルートを指定していたのでした。
以上述べましたように、ホームページビルダーは、大幅なフロントページの改定を行う場合には、常にローカルとwebサーバーの位置関係をシンクロしながら、リンク関係も絶対リンクと相対リンクを両方考えながらサイトを構築していかねばなりませんので、だれにとっても、かなりの頭脳のフル回転になろうかと思われます。でも、素朴な疑問ですが、大改定といったって、譬えて言うならば、ただ近隣の市町村の知らないスーパーマーケットに買い物に行く程度なのに、なぜGPSで出発地と目的地の位置確認をしなけりゃあ到着しないんだ?と腹立たしく思うわけです。大体、めぼしをつけて行けば到着しそうなものだが・・・と思うのです。
この点、CMSは一旦ファイル群をサーバーに送り込んでしまえば、あとは、ブログ投稿記事の投稿に関する操作は殆どwebサーバ上の作業になります。単純明快なので、頭が混乱することはまず殆ど無いのです。
添付ファイルをローカルフォルダからwordpressのmedia専用フォルダに転送するイメージ図
上図では、サーバー側のアップロード専用フォルダが /index_html/wordpress/wp-content/uploads/2012/08/ なのですが、そういうことを一切考えなくても自動的に、その場所に転送されます。このとき考えなくてはならないのは、ローカル側の写真等のフォルダだけなのです。また、文字文書だけならば、自動的にデータベースに収納されますから、書いた文書の位置確認は一切不要です。
以上のように、私が失敗したホームページビルダーの使用上のトラブルは、自動車にたとえると、目的地がたくさん複数あって、決められた時間内に配達しなければならない運送業務の人が、道順がよく分からないのでGPSをセットしようとしたのですが検索項目が多くてまごついてなかなかノルマが果たせない状況とよく似ています。ようやく入力できても、助手席に誰も居ませんから、運転しながらカーナビを見ていて、迷いながら同じところをぐるぐる行ったり来たりしているうちに、ついに一方通行の道路を逆走してしまって違反切符を切られて罰金を払うハメに陥った・・・大体、こういう状況です。方やCMSの場合は、助手席に道順を良く知っているベテランが乗っていてGPSは一応お守り代わりに作動させていますので、スイスイと何の間違いも無く多くの目的地に配達ができて万々歳・・・というわけです。
ホームページビルダーで、さる社長から依頼されて、その会社のホームページの構築や管理のノウハウをアドバイスしています。先日、PCが4台新しく導入されたので、そのうちの3台にホームページビルダー16をインストールしました。そして、それぞれのPCにローカルフィルダを作ってホームページの中身をコピーしました。そして、新しいサイトを作って、読み込ませました。ここで、ひとつ、設定を間違いました。それは、転送先の設定です。
本来ならば、webサーバーの中の/hogehoheといフォルダを転送設定すべきところ、何も指定しませんでしたので / ということになりました。それで、いくらローカルで書き換えて更新したところで、web上では一切更新されていなかったのです。つまり、次のイラストの通りです。
それで、社長は、自分のPCから会社のホームページをアップロードしていたのですが、会社のPCでの転送設定が間違っていたために、新しいPCを導入したのに、いつまでたっても職場に自分のPCを持ち込まなくてはならなかったので困っていました。
また、明日にでも会社に行って、この転送設定の間違いをお詫びして訂正して、やり直します。
さる会社の社長さんが4台納入した法人用PCは、以下の上段の製品です。これに、office2010とウィルスバスターとホームページビルダー最新版16が入れてあります。また、この富士通の新型PCはCPU=corei3の2.3GHZ、OS=windows7professhonalでHDDは250GB、メモリは4GBです。価格は232,785円です。
これに対して、私が所有しているPCといえば、こんなにいいものではありません。10年前のCPU=pentium?800MHZでOSはXPのHome editionで、HDDは30GBで残り1.77GBしかありません。メモリは500MBです。ソフトは、ワードもエクセルもパワーポイントもなくて互換品の無料のopenofficeorgを使っています。セキュリティには無料のavastを入れています。ホームページビルダーは10世代前のV6です。PC本体は自作していますので、全額でも38000円程度でした。あとは、NECの超古いPC-NW150というwin95で動いていたpentium?150MHZのノートパソコンにwin98をいれています。32MBしかメモリはありません。私のPCは古くて性能が低く、値段も格安で、さる社長宅のPCと比べれば、まるで提灯と釣鐘、月とスッポンほどの違いで、とても足元にも及びません。
私は年金生活者ですから、新型PCは買えないしwin7も当然買うお金の余裕がありませんので、こんな旧式のPCで我慢していますが、ネットワークやらグループウェア、CMSなどの技術的な面は、自宅サーバーを作ってそれなりに実験して経験を積んでおり、ネット上でwin7のことはよくググっているので、実際、実機をほとんど触っていないので殆ど知る由もないんですが、大体の察しというか類推ができます。だから、その社長さんから前のブログに書いてあるように、いろんなネットワーク構築の依頼をうけているのです。
それで気がついたことは、最新型のPCでも旧式のPCでも、速度は新幹線と自転車ほどに違うけれども、基本的にはやってることは何も変わらないんじゃないか?ということです。最新型PCはOSの性能が優秀なのでセキュリティは絶対的に有利なのか?というと、必ずしもそうとも限りません。たとえば、ネットワーク機能は、ビスタから7までは共有フォルダのパスワード設定が標準機能で出来ますが、XP以前のバージョンではできないので、まるで駄目なのかというとそうでもないのです。つまり、それならそれで、標準機能を使わないで、グループウェア(たとえばaipoなど)を導入して、その機能の一つである共有フォルダを使ったらいいのです。これを使えば、パスワード設定されていますから、見破られない限り安全です。要するに、XPで足りない機能は、ソフトウェアがカバーすれば済むことなのです。何もかもOSがバージョンアップして肥大化して重装備すれば有利なのだ・・・というわけでもないのです。
また、ホームページビルダー16は最新版ではスマホや携帯用のサイトも作れますし、動画の埋め込み貼り付け、ブログ記事の作成や投稿も既存のブログサイトと連携してシームレスに簡単にできます。でも、これらの機能は、あれば便利ですが無くても困らない機能なのです。旧バージョンでも、全自動の部分を手動で行えばいいですので、最新版と同じことは出来るのです。また、最新版のmicrosoftのオフィススイートを購入する必要があるのか?というと全然そうではないのです。普通の文書ならば、openofficeorgは互換性が高いので、それで何でも出来てしまうのです。よほど込み入った複雑なレイアウトの文書や、マクロを縦横無尽に使い尽くしたエクセル文書でなければ、90%以上は間に合うのです。
ですから、標題にあるように、最新型のPCも旧式のPCもそれほど機能的に変わらないのですから、給料がある程度もらえている人ならば、PC本体や基本ソフトが古くなれば、最新版が出た機会に買い替えられると思いますが、私のような倹しい生活をしている年金生活者の場合は、今持っているPC・OS・ソフトを大事に使い続けて、さらに無料のソフト・無料サーバー・無料メール等もあわせて使いこなせば、最新型のものに勝るとも劣らない機能を満喫できると思います。
裏返せば、最新型の機器やソフトを手に入れても、使いこなせなければ、それは10年前の機器と何ら変わらないか或いはそれよりも使い勝手が良いにも拘わらず、使いもしない多くの機能の山=スイッチやボタンが多すぎて、便利な使い方が出来ずに却って不便になるのです。結局、昔のXPの方が簡単携帯みたいで使い勝手がいい・・・という結果になるのです。
またまた、先ほどの社長宅でのお話ですが、会社のホームページの動画をgoogle ドライブにアップロードしてwebサイトに貼リ付けたら、IE9で白抜けして見れなかったという現象が見られました。この問題についての対処法は、会社のPCでいくら対処して見れたとしても、何の解決にもなりません。なぜならば、コンテンツを見るのは他人様ですから、他人様のパソコンの設定まで触れませんので、世の中で何億人もの人がこの不具合で困っているはずですので、決して個人的な設定の問題ではないのです。
はっきり言って、googleクロームやFirefoxやsafariのフラッシュプレーヤーではこんな問題は全く起こっていないのですから、IE9固有の問題(バグか?)である可能性が高いので、Adobe社は、どうしても解決しない場合は、microsoft社にも実態や問題点を報告してください・・・とアナウンスしています。だって、この問題は、Youtubeやニコニコ動画が見れない問題に連動しますから、microsoft社も対処せずに放置していると、windowsPC離れやIE離れに即つながる可能性が高い問題ですから、そのように超異例のアナウンスを発しているのだと思います。
ところが、そういう問題に巻き込まれるのは嫌ですから、私は、もう動画をgoogleドライブやYoutubeに投稿するのを止めて、直接、その社長が契約しているケーブルテレビのプロバイダーの狭いサーバー領域(100MB)に1個19MBの動画(WMV形式)をアップロードするように薦めました。こうすれば、webサイトの訪問者は、一切、フラッシュプレーヤーを使わなくてwindows mediaplayerを使うことになって必ず動画を視聴できるからです。ただし、サーバー容量が全部で100MBしかないのですから、動画を5つ投稿すれば、もうそれだけでケーブルテレビのサーバーはパンク状態ですので、(実際は他のファイルを多数アップロードしている故、動画2個程度でもうパンクでしょう。)更新するたびごとに、前回にアップロードした動画は即削除しなければなりません。あるいは、動画の圧縮をして19MBから5MB以内にまで縮めれば、5個ぐらいはアップロードできるでしょう。