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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2012/12/10

確固とした信念=存在証明をブログで行う気は無い

 私は、今、ぷららのブローチでブログの記事を入力しています。このことについては、発信者のIPアドレスと時刻が記録されていますから、確かに私が自宅でブログを入力していたことが分かります。また、第三者のコメントやトラックバックも記録されます。しかし、これは本人にとって有利なアリバイともなりうるし、全然歯止めにならなくて、トラブルに巻き込まれる心配があるのも事実です。

 というのは、自動投稿ソフトがあるとか遠隔操作ができるとか、海外の複数の無料サーバー経由で発信者が特定できないという技術的な問題というか抜け道があるので、本人のアリバイにならないとか、本人が確かに入力していたという証拠が無い・・・というようなことが、ググって見ると書いてあります。(これは、何ヶ月か以前の遠隔操作による冤罪の犯罪捜査の観点でものを言ってるんですが・・・)

 じゃあ、先日書いたように、終活のためにいくらブログを投稿しても、本人確認ができないので、それはいわゆる犯罪捜査ということではないですが、フィクションというか虚偽の報告、架空の出来事を事実であるかのように装って、第三者がブログに投稿しても・・・まあ、成り済ましですが、それが既成事実化することもあるわけです。もっと言えば、複数の人間がMIXYなどで、虚偽の書き込みを示しあわせをして、とんでもない記事をでっち上げても読者はそうかなと思って、特定の個人を決め付けてしまうこともあります。本人がいくら、正確な終活をブログに書いても、それを否定するような書き込みが流布されれば、そちらの方が効力をもってしまうのです。これは、いわゆるブログの炎上です。

 こういう事件を防ぐために、ブログというものは規約によってこのような個人を誹謗中傷するような記事は書かないとか、他人の個人情報は書かない・・・規則違反は退会処分、関係法令により損害賠償等の法的手段に訴える等々のことがお約束になっています。

 私は、ずいぶん以前に公的なwebサイとを運営していたのですが、ネット上のトラックバックや掲示板で変な言いがかりがしつこく書かれた経験がありますが、やめて下さいと抗議しても、結局、やめてくれなくて埒があかないので、掲示板を取りはずさざるを得なくなったことがありました。これじゃあ、まともにwebサイトが運営できないわけですが、仕方がありませんでした。

 従って、公的WEBサイトにお客様の声欄などを設ける場合は、こちらで記事を載せる・載せないを判断して不適当な意見は掲載できないように設定するべきだったと反省しています。また、個人的なブログの場合は、自分の個人情報とか、どこに行って何を食べたとか、株式に何万円投資したとか、自分の支持政党は「◎■×の会」だとか「■※の党」だとか書くのはやめたほうがいいと思うようになりました。また、自分の宗派は◎△教ですとか言うのもやめた方がいいと思いました。実際、そんなものは、たとえば政党支持なんて多党が乱立していてどこにいれたらいいんだか分からない状態だし、小選挙区と比例代表では、選択肢がないので、違う党に入れざるを得ませんから、もうむちゃくちゃな状態なのです。宗教だって、どの宗派だって、そんなこと大した問題じゃあないのです。実際、過去の身内の葬式でも、すでに宗派がいろいろ違っていたんですから、遺族のそのときの意向で、もうどうにでも変わるので確たるものがなかったのです。

 現在は、自他共に価値観の多様化が激しくて、今回の総選挙に見られるように選挙直前まで浮動票が圧倒的に多いのです。従って、投票率が高い場合は、新聞・テレビの政党得票率の予想は多分あたらないどころか大きく予想の想定範囲を外れる可能性が無いとは限らないでしょう。ただし、当選者数は小選挙区制度ですから、比較的多い党が1票でも多く獲得しただけで当選しますから、投票率が低ければ新聞・テレビの当選予想通りになる可能性が高いでしょうが・・・。

 ブログで、ひとつの固定観念でもって、絶対にブレずに、思想信条・宗教・生活態度・支持政党・趣味を整合性のあるように書こうと思っても、それは無理というものです。政治家が舌の根が乾かないうちに180度違う政策を平気で掲げ直しているのは日常茶飯事です。それは、政治家だけでなく、その政党を支持する有権者自身の生き方が、常にすでにぶれている証拠であり、ポピュリズムやその時々の社会状況によって、いやおうなしに支配されているのです。これは、自分だけはそうではないと偉そうに自慢しようとしても、まぬかれないのは周知の事実なのです。

 一流のアーティストやタレント、野球選手、大企業のオーナーや偉人・変人じゃああるまいし、か弱い一般庶民は、常に既に世の中の雰囲気や流れに支配されているのです。意識は存在によって規定されてしまうのは事実です。今日の朝日新聞の朝刊では、原子力規制委員会が敦賀原発が活断層の上に立地していると発表しましたので、廃炉の可能性が大きいと報道されました。

 この報道は、必然的に浮動票を反原発を支持する政党に振り向けるのは、ほぼ確実でしょう。ということは、原発推進の政党の票が減るということではなくて、相対的に得票率が下がることを意味します。でも、現実は、前述したように低い得票率であっても小選挙制ですから比較して1票でも多数を得た政党が当選するのですから、反原発を標榜する政党は、今回の政党乱立によって死票になる可能性の方が高いので、表面上は反原発の民意は選挙結果に反映されない可能性が高いでしょうが・・・・。

 まあ、このブログは、政治的な論評が目的のブログではないので、ここらで措きます。、私がこのブログで、本当に書きたいのは、終活としての記録を書いていくのが本意です。でも、私は何も全然、偉人変人でもないわけで、普通の市井のしがない年金生活者のおじいさんです。したがって確たるものがあって書いているわけではないのです。 

   最後に、鴨長明の方丈記の冒頭の数節を引用して終わりにします。

行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、 かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

 こういう、仏教の無常観でもって、私のブログは続けていくことになるのかなと思っております。

 

 

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