生活改善のアイデアについて
最近は、テレビは地デジになってから高画質なのですが、私は4700円の格安地デジチューナーのAV端子に格安の27インチのパソコン用のモニタをつないでいます。したがって画質は粗いですが、3m以上離れて見ればきれいに見えますので、ただ単に映っておれば画質なんかどうでもいいと認識しています。それに、録画に関しては、PCで録画している関係上、DVDにはムーブに不具合があるし、本体が壊れたら今まで録画してあった映像が100%見れないのも分かりきっており、せいぜい保存期間は長くて2〜3年です。ひょっとしたら1年未満かも・・・。
前回のブログでも書きましたが、Bcasカードでスクランブルをかけて著作権法でガチガチに縛って、しかも今年の10月1日からは、それ以上の法の網をかぶせて、CPRMを解除したら違法である・・・という恐ろしい罰則まで課しています。そこまでして著作権を守っていったいどんな家電メーカーや国民の喜ぶ結果が出るんでしょうか?といいたいのです。結果は、シャープとか東芝、パナソニックなどの国産電機メーカーの収益をいっそう大幅に赤字に転落させている第一の元凶ではないのかと思わざるを得ません。これは、単なる独断や偏見ではなくて、長年、23歳から60歳まで、国産メーカーのテレビやビデオや録画機、ビデオカメラを生活費を圧迫してでも買い続けてきた私が、もう一切テレビ機器は買わなくなったしケーブルテレビの契約も打ち切ってしまうほど興味がうせてしまったことからも、テレビ録画の好きな一般国民も同様の考えやテレビ嫌いや不要論に傾いたと思うからです。
著作権を建前にして、やりすぎの規制をかけるとそれがために日本経済がおかしくなってしまいます。それを、隣国との摩擦のせいにしたりしても始まりません。これじゃあ、何か世界中のどこかの財政破綻や政治的に行き詰った国の取る常套手段のようです。つまり、自らの国政の不手際による不景気の原因を他国のせいにしたりするだけで、そんなものはナショナリズムでも愛国でも政治的な刷新でも何でもなくて、ただの責任転嫁です。こんなテレビ放送にスクランブルを掛けているのは、おそらく日本だけでしょう。これが、国産電機メーカーの業績不振をまねいている大きな要因ではないでしょうか。
ここ1年間ぐらい、ほとんど地デジ放送にはまったく興味が湧きませんでした。それで、相変わらずケーブルテレビのデジアナ変換の放送を録画していました。なぜならば、地デジ放送を録画してもそれをDVDにムーブした段階で正常に読めないからです。つまり、Buffaloの外付けの地デジチューナーでこの作業をしても、結局DT-H30/U2では市販のDVDプレーヤーでは再生ができないのです。CPRM対応というのを2台購入しましたが、いずれもまったく再生不可能でした。メーカーブランド名はDIGISTANCEとTMYというものです。いずれも中国・香港・韓国などのメーカーからDVD・テレビ・音響機器を仕入れて販売する会社です。おそらく、国内メーカーのDVDプレーヤーでも、同様に読み込み不可能の可能性が大きいので3台目はお金の無駄になるので購入を控えました。
それで、やむなく地上デジタル対応・CPRM対応のPOWERDVDという市販ソフトを購入してPCにインストールしましたが、これも読み込みは一応できるのですが、ディスクの回転数の正確な管理が出来ていませんでした。・・・つまり、遅すぎて、たとえばドラマは出演者が男女ともドスの効いた不気味な低い声になり、音楽の場合は特にクラシックはテンポが遅すぎて、ワルツなんかスローテンポすぎてダンサーの動きが明らかに不自然に見えます。音程も1音ぐらい低くて、もう聞くに耐えません。
このことで、もう無駄な買い物をしたことになり、結局、お金を2万円ぐらい捨てたことになります。それで、もう、DVDにムーブすることはやめて、もっぱらHDDにて録画していましたが、350GBしかないので、すぐ満杯になってしまいました。あとは、どうしたのかというと増設のHDDを1GB買い足しましたが、これも満杯になってしまいましたので、そもそもハイビジョンで録画すること自体が間違いだと気づきましたので、もう2ランクほど画質を落としてSP画質で録画したりしていましたが、相変わらずDVDにムーブすると不具合のオンパレードで正常に再生できませんでした。で、もう地デジは録画・再生に難があるので、デジアナ変換の粗い画質でもいいや・・・という結論に達しました。
PCを使ってDVDに録画・再生の出来ないテレビなんて意味が無いので、私はテレビを購入していません。おそらく、スクランブルによって、私のようにPCでの録画の失敗で意欲をそがれたテレビファンは何千万人もいるでしょう。ですから、テレビが売れない本当のわけは、日本独特のスクランブル(Bcasカード)にあるのではないかと思うわけです。
今日は、buffaloの地デジチューナーをPCに接続して、デジタル対応のデイスプレーではなくNECのLCD17Vというアナログのディスプレーに接続しました。解像度は1280×1024です。これは、当然ハイビジョンでもなんでもなくて、SP画質です。普通のハイビジョンは1440×1280ではなかったのかな?と思います。ですから、テキトーな画質ですが、まあ17インチですからかなりきれいな画質です。以前は22インチの横長ディスプレーで、デジタル対応のディスプレーを使って1440×1280で表示していましたので、一応ハイビジョンの映像が映っていました。でも、これは、PCにかなり負担がかかって、バグを発生していましたので、見る気がしなくてしばらくお蔵入りでした。具体にはテレビ大阪が見れなかったり、ときどきコマ落ちしたり、どこかの民間放送は録画ができるがどこに録画されのか分からないような場所に登録されたり・・・といった不具合があったのです。今回は、解像度を2段階落としているせいか、ぜんぜんバグが発生しません。
元来、私は地デジ放送がハイビジョンでなくては見る気がしない・・・というような考えはぜんぜん持っていません。それよりも、コマ落ちせずに、ごく普通に映像が流れておればそれで満足します。ハイビジョンといっても、それは38インチ以上の大型テレビを購入しないとその緻密さが判別できませんから、いずれにしても、そんな大型テレビを買うつもりがないので、テキトーな画質で十分だと考えているのです。
この不景気な世の中で買い控えや倹約が広がっているというのに、ことタブレットやスマホに限っては、iphoneをはじめ大流行です。でも、それなりの経済観念が行き渡っていて、少しでも経費を安く上げようと考えて、たとえばiphone4を下取りしてもらったり、wifiに接続したり、家族割をしたりと賢い消費者が大多数を占めていますので、案外、家計の中で通信費が膨大になって浪費にはつながっていません。これは決して誇大な言い方や特殊なケースに言及しているのではなくて、だれしも現行のスマホの通信料金が高すぎると感じているからこそ、徹底的に節約を心がけている成果なのです。スマホに1万円以上通信費を掛けている人は少ないです。
通信量に応じて従量制で3GBとか7GBまでは一定の料金ですが、それ以上は別途料金を払わなくてはならない制度に10月から移行していますので、その辺の事情を察しているのでしょう。自分の月間通信量(パケット量)がどのぐらいかはヘビーユーザーじゃなくてごく普通のでもよく知っていて、かなり浸透している現象です。ですから、今後は無駄な通信料金を払っている人はもっと少なくなるでしょう。今までのように使い放題の世の中ではないのです。日本以外では、すでに使ったパケット通信料に応じて課金される完全従量制度になっていますので、だんだんと日本もそういう料金体系に移行していき、ほんの一握りの2%のヘビーユーザーの使用したパケット通信料金を、善良な98%のさほど使わないユーザーが負担するような馬鹿げた料金体系が是正されていくでしょう。
また、もっと徹底した倹約家は、こういう工夫もしています。・・・・・・家にPCでインターネットをしているのに、スマホやタブレットで外出先でも通信したいので、通信料金の無駄を極力省くことを考えて、イオンではシムfreeで月々980円の低速通信(128KB/s)を契約することができるので、それを利用するとか、携帯とスマホの2台持ちはやめてスマホだけにして、スカイプで電話をするとかGメールを中心にメール交換するとか・・・ さらに、ケーブルテレビを契約しているならば、スマートフォンは1500円程度割引されるので、それを利用するとか、インターネットもケーブルテレビに契約変更すれば電話込み・プロバイダ込みで3900円で済むとか・・・そういった節約術がたくさんあるので、節約を徹底的に研究しない手はありません。つまり、通信インフラは今や食べものみたいに生活必需品なので、倹約方法を徹底的に調べ上げることが、これからの時代は必要です。 そういった家計を圧迫しない、かつ通信回線を守るように心がけながら、最新技術を活用する知恵が、これからの不景気な世の中にはぜひとも必要ではないでしょうか。