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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2013/10/06

写真や動画は画質を落として投稿すべし

 最近のスマホや携帯端末は例外なくハイビジョンの高解像度ですから、ごく近くから撮影された人物の写真を不用意にメールに添付して送信したりソーシャルネットワーク上に投稿したりすると、受け取り側のパケット通信料金が高額になったり肖像権や個人情報の漏洩といった損害や被害につながったりする恐れがあります。しかも、位置情報がGPSによって埋め込まれていますから、無意識に投稿してしまわないように気をつけた方がいいでしょう。でも、こういうネット上のエラーは、残念ながら一般的にすでに広がってしまっているのではないかと思われます。

 私は、そういった観点から、携帯電話で撮った写真や動画は、画像・動画変換ソフトで解像度を下げてからブログ等に掲載しています。これは、無論、そうしないと表示に時間がかかりすぎて閲覧してもらえないという理由もあります。 

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 たとえば、以下の動画は、とある水泳大会での長女の力泳と、同じスイミングクラブのメンバーの対戦のようすを収録したものです。昨日のブログ記事にも書きましたが、低解像度で動画を撮影して、PC-9821NW150という17年前のwindows98対応のノートPCを使って動画をキャプチャーしたものです。この太古のPCは音声を入れると処理が重くてフリーズするので録音OFFのままです。これならば、画質が非常に粗くて人物は殆ど見分けがつきませんので、個人情報保護の観点から言えば、この方が却って好ましいというわけです。

  もちろん、このPC-9821 NW150のブラウザ上で、投稿した動画を再生することも可能です。現今のPCの性能と比して30分の1程度の超低速のCPUしか搭載していないこの太古のPCでは、クラウド上にアップロードした動画の再生など、かなり処理の重たい操作はほとんど不可能ですが、画質を落とせば余裕で再生できます。

 つまり、喩えて言えば、よく切れるはさみや包丁はプロの料理人には便利で切れ味が最高で重宝ですが、最近は素人さんが全員持ち歩いているようなものです。ですから、使い方を誤れば大怪我をしやすいので非常に危険です。反対に、なまくらな包丁は、切れ味が悪いのですが、誰が使っても手を切る心配がほとんどなくて案外野菜でも肉でもそれなりにきちんと切れてしまうので、値段も安くて素人には却って重宝なのです。

 このことが、昨今のスマホ全盛の時代の光と影の部分と共通しているのではないでしょうか?。事は写真や動画撮影の高解像度化とワンタッチ送信の便利さの影の危険性だけの問題だけではなくて、ネット犯罪の危険性こそ強く心に留めて置いた方がいいのかも知れません。 つまり、ネットバンキングで偽装サイトに自分のIDとパスワードを迂闊にも打ち込まされて多額の被害を受けたり、Lineを使った犯罪に巻き込まれたりする危険性があるのです。

 最後に、ネット犯罪と交通事故は意外にも共通点があることを述べておきたいと思います。例えば、右折したほうが早道だと考えて、信号も何も無い追い越し車線上で上下線とも混んでいるのに無理な右折をしようとして、対向車に正面衝突されたり、後続車に追突されたりしないように、遠回りになろうとも、左折を運転手に義務づける某宅配業者の社内マニュアルのように、交通事故に遭わないための具体的な対策が必要です。  これと同様に、ネット犯罪に遭わないように、急がば回れ・・・という心がけで、より安全な道順で細心の注意を払って運転しないとリスクが大きい時代になってきているように強く感じる今日この頃であります。

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