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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2013/10/14

どんなメッセージに信憑性があるか?・・・プロ野球選手の言葉

 ブログやツイッターなどのインターネット上の情報手段の驚異的な発達により、どんな一個人でも、一人の人間が、世界中の人々にメッセージを発する事ができて、しかもそれを希望すれば誰でもが受けとることが出来る時代になりました。

 しかしながら、だからといって、その内容については正しい情報なのか?あるいは誤っているものなのか?・・・そういうことは全く玉石混交なのであって、読者はそれを見極めないと、最悪、ネットバンキングで詐欺に遭ったり、マルチ商法の被害に遭ったり、出会い系サイトで知り合った悪人から犯罪行為を受けたりするわけです。

 また、平凡な市井の一般人ではなくて、テレビやラジオ、新聞などを通じて超有名人=たとえば、総理大臣、国会議員、タレント、俳優、スポーツ選手、ニュースキャスターなどが発するメッセージについても、その信憑性については、国民の一人ひとりが正しく見極めてチェックしないと、人気取りのバラマキ行政のいわゆる衆愚政治にどっぷりと浸かってしまって、アメリカが危機に瀕している「債務不履行」の世の中に、対岸の火事ではなくて、日本社会も一歩一歩近づいてしまう危険性が無いとは限らない状況なのです。

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 前置きは、このぐらいにして、まあここからは、そういうインターネットやマスコミによる社会的・政治的・経済的な側面からの「メッセージの信憑性を語る」・・・ということだけじゃあなくて、有名人のメッセージがどれだけ、情報の受け取り手=一般民衆に、少なからず影響を与えてマインドコントロールしているのかという観点から述べたいと思います。

  昨日は、プロ野球のCS戦が甲子園球場で行われましたが、阪神が広島に7対4で負けて優勝決定戦に出ることが出来ませんでした。しかし、そういう勝ち負けについては、勝負は時の運ですからテレビで観戦していた私一個人としては、終わってしまえば、もうこれは今に始まったことではなくて、いつものことだから、もう仕方のないことだと思わざるを得ません。つまり、監督の采配の差だったのかなと強く思うわけです。野村監督の采配はことごとく的中して、見事にチームの力を引き出して全員野球を戦ったので素晴らしいな・・・と思う反面、和田監督が、「選手の力を引き出せなくて連敗した責任を自分にある。」と敗戦の辞を試合後に述べていますが、全くそのとおりだと思わされているのです。・・・少なくとも、インターネットのyahooニュースや新聞の報道を克明に読んでいると・・・・。

 しかし、このようなインターネットやテレビの解説や報道は、鵜呑みには出来ません。何か情報操作されているみたいです。そりゃあ、選手は監督の指示に従ってプレーをしているので、まさにそのとおりでしょうけれども、それが100%ではないので、どこか信憑性に欠ける面があるのです。というのは、私を含めて、プロ野球ファンは何も、監督の采配振りばかりを評価するためにだけ、テレビの前やわざわざ野球場まで出かけて贔屓のチームを一生懸命応援しているわけではないからです。

 いつから、プロ野球ファンは監督になったつもりで野球観戦をするようになったのかは知りませんが、いくら野球がチームプレーのスポーツだとは云っても、それだけではないだろうに?・・・と言いたいのです。それに、監督の采配が悪かったにせよ、そういうことを表明する時期を完全に逸しているのでは・・・と思うのです。 

 いくらCS戦の惨敗の結果を謝罪しても、もうとっくに1位が巨人で2位が12.5ゲームもの差で阪神が続き、3位が広島であるという1年間のチーム成績は確定していたのですから、そういう和田監督の言は、CS戦以前のペナントレース中に表明しておいて、チームの雰囲気を少しでも変えてほしかったと思うわけです。いまさら、すべてが終わってから言われても白々しいわけです。

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 最後に・・・・

 桧山選手がその引退試合で表明した言葉

  いつか、かならず日本一になるという大きな忘れものを取りに行きます。・・・・そのとおりに、檜山は9回裏に2ランホームランを打ちました。これがすごいです。これだけが、阪神にとってはこのCS線の唯一の救いであって、こんなどうしようもない貧打線の敗色濃厚な苦しい戦いの中で、9回2アウトから154キロの速球のインコースギリギリの球をホームランできる代打のしかも40歳を超えた選手は、今後とも12球団広しといえども檜山の他にまず出てこないのではないでしょうか?

 それぐらい、価値のあるホームランだと思いました。

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 標題に戻りますが、檜山の引退試合で予告した”日本一”はかないませんでしたが、その言葉は永遠に残るでしょう。これが、メッセージの信憑性・・・というものであって、引退試合後に球場を2周も回ってファンの皆さんとともに感謝の気持ちを込めて万歳三唱を繰り返していた姿は、やはり、最後に何かやり遂げるぞ・・・という予告であり、これが真実として成就したのだと思った次第であります。

 やはり、代打の神様は実在していたんだと思った次第です。いや、一人の野球人として、最後の最後まで諦めずに立派に実績を作り上げ、有終の美を飾った偉い野球選手の鑑なんだと思うわけです。こんな偉業は、いかにプロフェッショナルだとはいっても、誰にでも真似が出来る事ではありません。一野球ファンとしても、まあ、明日への生きる希望を与えてくれる一打でありました。 

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