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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2013/11/20

50年目の証言・・・テレビ報道番組の今昔

 ケネディー大統領暗殺事件からちょうど50周年になりますが、当時は現在のようなコンピュータが無い時代なので文字を印字するのは専らタイプライターだし、テレビカメラも当然、真空管式の撮像管を使っていて、増幅回路にも真空管ばかり使っていましたから、突然の重大事件の報道番組は臨時ニュースで映像が即座に流せなかったようです。テレビカメラをスタンバイしていない場合は、テレビカメラがニュースキャスターを映し出すまでに機械の調整をする必要があって最低でも、20分ぐらい時間がかかっていました・・ということです。

 これについては、自分自身はここまで面倒な経験はないのですが、あの1963年から21年後の1984年当時でも、一般家庭向けのビデオカメラは高価な機種を除いて、未だ撮像管が多かったように記憶しています。さすがに増幅回路には真空管は使っていませんでしたが、電球などの発光体を写すと白い糸が引いたように残像が残るし、白を白と認識させるためにホワイトバランス調整だとかが必要で毎回撮影前に1〜2分は調整時間がかかりました。また、温度差がある部屋を移動すると、とたんに水蒸気がビデオテープやレンズの内部に付着して露つき現象が起こって、すぐには回復しないでエラー信号が出続きました。ですから、確かに10分以上時間が経過しないと撮影できませんでした。そんな経験がありましたから、昨日のNHKBSの夜のドキュメンタリー番組でケネディー大統領暗殺事件の当時の放送番組で、音声だけでニュースを流さざるを得なかった事情がよく理解できました。

 現在は、非常にコンパクトに機密性の高い精巧なビデオカメラが生産されていて、ビジコンやサチコンなどの撮像管などは一切使っていないしほとんどがCCDやMOSカメラであり、デジカメ、携帯電話、スマホにも標準で搭載されていますから、誰でもいつでも瞬時に放送局になって、瞬時に世界中に映像がリアルタイムで放送できる夢のように便利な世の中になりつつあるような気もいたします。

 しかしながら、前回のブログで紹介したように、そうは問屋がおろさないわけでして、実際はskype規制が多く存在します。たとえば、イオ光とNTTフレッツのぷらら間ではskypeが双方向で通信できますが、JCOM間やJCOMとぷらら間ではぷららからJCOMの片側方向しか通じません。そういうわけで、世界中の一般市民がそれぞれ放送局になる夢なんてことは、もしやろうとする人が増えてきた場合は、回線のパンク状態を招く恐れがありますから、当然、さらに規制が強化されるでしょう。ですから、skypeでテレビ電話などというような回線に負担をかけることは、止めておいた方がお互いのためになるかと思われます。まあ、音声だけの電話とか、動画はYoutubeに投稿する・・・ぐらいが常識的な線として、その程度で満足することにしたほうがいいのかもしれません。(笑)

  



 
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