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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2012/09/08

無料で無宣伝のレンタルサーバーの会社の意図は?

無料で無宣伝のサーバーというか、基本的にはどんなサーバーでも有料ですが、客寄せのために無料おためし版があります。そういうのは、日本では2週間程度ですが、アメリカでは無期限になっているのが結構あります。宣伝もないのに、どうして、そういうことが成り立つのか?というと、無料版は、いつなんどき混雑のために接続が止まるかも分からないし、2〜3日間、予告なしに通信が途絶えることも珍しくありません。また、突然、何の理由も無く消滅してしまうこともあります。そういう、クレームは一切受け付けないで、しかも、月間転送量や総転送量を極端に小さく制限していますから、一度に小さな写真だけをごく少量しか転送できないし、動画は禁止されているし、こんなに貧弱な試供品を提供していてもユーザーからは最上段に感謝されるんですから、メーカー側にとっては、こんなに自尊心をくすぐられて、リスクの少ない宣伝はないでしょう。だから、そういうリスクを冒してアップロードしても支障の無い範囲のwebサイトならどうぞ「お試し版」として使ってくださいね・・・ということが、おそらく本音らしいと推測されます。

アメリカは訴訟社会ですから、無料のものにクレームをつけられたのでは、たまったものではないのです。だから、うんとこさ厳しい機能制限をしておいてお試し期間も無制限にしておいて、あるがままを見てもらって、それでおめがねに叶えば納得して契約してくださいね・・・というわけなのです。

一方、日本の多くのレンタルサーバーの場合は、そうではないんです。2週間のお試し期間中は、何が何でも通信環境は抜群に整備して超快速に通信できるようにしておいて、あらゆるクレームを受け付けるのが絶対条件です。この2週間のお試し期間中のトラブルがあると、まず契約はしてもらえませんから、もう必死です。

日米で、このレンタルサーバーひとつ取ってみても、考え方に大きな隔たりが存在します。さあ、どちらが商売が上手でしょうか?一目瞭然ですね。それは、アメリカ型の商売です。趣味でブログなんかをアップロードしている場合は、無期限で無料のサーバーを使うことはあるでしょうが、そういう場合でも、結構宣伝にはなります。なぜかというと、もうユーザーは感謝感激しているから、放っておいても宣伝をしてくれるからです。
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