パソコンは使わないと故障します。なぜならば、電源が入らないとＣＰＵの冷却ファンなど機械的な部分にホコリがたまって、そこに湿気がつくと通電した場合に回転速度が極端に遅くなってＣＰＵが異常高温になって熱暴走して停止するからです。最悪は、CPUに過電流が流れて壊れてしまうこともあります。ですから、日ごろからパソコンの内部は１年に１回は掃除機でホコロを吸い取らないと駄目です。
また、異常終了をした場合は、そのまま次の日を迎えるのではなくて、再度立ち上げて正常に終了させてから寝てください。そうしないと、翌日は正常に起動しない場合が往々にして起こりえます。つまり、たとえばキーボードにロックがはいったまま起動してしまって、こうなるとマウスもキーボードも作動しません。ですから、こうなると、別のUSBマウス挿し込んで終して、再度立ち上げないと正常に起動しなくなります。
よく巷のうわさというかよく耳にする常識ですが、パソコンは使えば使うほど処理が重くなるというのは、一面の真理ですが、しかし、そうだからといっても何もインストールしなければ重くなるはずがないのです。無意識のうちに、アドーブリーダーやリアルプレーヤーやクイックタイムなどのバージョンアップを促されるままにどんどんインストールしていくと、そりゃあ重くなります。ですから、特に必要がなければバージョンアップはやめておいたほうがいいのです。また、ドロップボックスのようクラウドのストレージドライブも複数設定すると、常に同期のために裏側でネットワークがアクセスしまくっていますから、１つだけにしておくことです。もう一つ、クッキーというものがありますが、これは、一度アクセスしたサイトに打ち込んだ情報をサーバー側が記録するというものですが、これは特に悪質なものでなければ、ほとんど処理の重さには関係しませんので、スパイウェアを発見して取り締まるようソフトを常駐させるほうが、起動時に逐一確認画面が出るので、却って面倒です。処理速度を優先するならばおやめになったほうがいいのです。
以上のような、処理を遅くするような原因さえとり除けば、パソコンは使ば使うだけ自分好みに辞書が増殖して変換効率が各段に良くなるし、よく見るサイトのブックマークも充実し、メールにしてもアドレス帳やメーリングリスト等が整備され、各種クラウドも最適な状態にカスタマイズされて、日々快適に使うことができるのです。
