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順一郎の異色ブログ作法

生活改善のアイデアについて

2012/08/21

クリスマスキャロル

クリスマスキャロルというディズニーの漫画映画を見ました。この映画は、チャールズディケンズの原作をディズニーが脚色して子供向けに1980年代に制作されたものです。この物語の主人公のスクルージーというおじいさんは、あくどい商売で人をだまして大もうけをしてきましたが、クリスマスイブに改心します。

3人の聖霊=過去の聖霊・現在の聖霊・未来の聖霊=が登場して、「今からでも決して遅くない。」「悔い改めはいつでも受け付けてくれる。」「本人がその気になれば、救いの道は必ず開ける」とスクルージーを諭して、悔い改めることになったのです。

でも、この映画を見た感想は、願わくは、そんな年を取って80歳を超えてから悔い改めるよりは、もっと若いうちから信心深く神様の指示にしたがって祝福を受けたほうが喜びに満ちた人生を送ることが出来るはずだと思いました。

スクルージーさんは、本当は清く正しく美しい心を持った人ではなかったでのしょうか?お金に目がくらんで、一時的に人の道を踏み外しただけではなかったのか。この物語の結末では、極貧の事務員のクラチットさんの家庭援助を行って、障がいをもっているご子息(チミー)の医療費を出してあげて、その命を救います。この尊い行いによって、スクルージーさんのお話は、ヨーロッパの人々やアメリカ人では、誰一人知らない人がいないほど超有名な物語になっており、12月24日には必ずテレビで放映されるそうです。これは、なんと心温まるお話でしょうか。何度見ても感激します。

 最後に、チミーが「父なる神の恵みと主イエス=キリストの愛と聖霊の親しき交わりがあなた方一同と永久(とこしえ)にありますように」と祈って幕を閉じます。

蛇足ですが、作者のディケンズは19世紀の後半の有名なイギリスの作家で、幼少期は恵まれない家庭に育って児童養護施設に預けられたそうです。

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